成否握るEV協業のスピード
2024年8月に載っていた。ホンダと日産の合意の件である。巻き返すということばもあり、EV推しの論調ではあるものの、何かに気が付いたのか本音は違うところにありそうだ。キーワードのスピードやSDVは外していない。だから影響される人も多いと思う。でも視点は十分ではない。カーボンニュートラルが実現し化石燃料を脱却し、電気エネルギーがただのようになったとしても十分でない。電気エネルギー移動の課題も解決しないといけない。たとえば寝てる間にゆっくり移動できる場合はBEVは選択肢になる。スマホやPCのOSは全て米国製なのでトヨタとともに車のOSがこの協業で実現できればいい。かつてエンジン音は駆動力たけでなくサウンドと言ってその社の個性だった。車の半分とか3分の一ほどの電池も含め駆動力である電動部品が共通化できるのはモーターやアクスルには個性がないということの証だ。個性は駆動力以外にあると言うことだ。
xEVとはxにBとかFCとかPHとかHを入れる。 電気はいろいろな方法でできる。でも車への電気エネルギーの移動はあまり述べられていない。電気は車に貯めとくか、その場で作るかしかない。また電気は回生ブレーキなど減速エネルギーを貯めておくとしてもその量は少ない。ICEはエンジンブレーキのみで、減速エネルギーは貯められない。走行エネルギーと空調エネルギーを貯めなければならないBEVは、低温に弱い・ 重い・高い・航続距離が少ない・充電に時間がかかる。急速充電の場合は公共インフラにかかわるとか、急速充電場所には何台分のエネルギーを貯めておけばいいのか、そもそも可能なのか。BEVにはいろいろな課題があるのが世界各地でわかってきた。民間が運営する公共インフラであるSSの数は減っている昨今、適材適所で生活様式が合う人には、公共インフラを必ずしも必要としないなら、BEVがひとつの選択肢となる。つまり゙時間がかかっても普通充電ができる人。
つづく