ichisansview’s blog

EVついての考えを記述します

xEVで行こう#46

トヨタ営業益 5兆円超

 2024年5月に発表された。国内企業初HV好調 円安効果とある。しばらくはHEVで稼げるだろう、けど大手マスコミには、あいかわらずICEかEVを感じる。全方位は戦略ではなくてたまたまそうなった結果だけと言いたげである。別の面には、記事のトーンはEV推し1択だけど、表には電動車は4択とある。

 EVの不振はアーリーアダプターとアーリーマジョリティの間の溝つまりキャズム(死の谷)という説もあるが、BEVの課題が認識されただけと思う。課題は今のところ何も解決されていない。全固体電池が世に出ても、その電気どうやって作るのとかの、公共インフラの課題はいっさい解決しない。公共インフラが必要なくて比較的短距離のライフスタイルの人ならBEVは選択肢となるので、適材適所だ。

 xEVとはxにBとかFCとかPHとかHを入れる。  車への電気エネルギーの移動は述べられていない。電気は車に貯めとくか(B.PH.H)その場で作るか(FC.PH.H)、PHとHは走行中は回生ブレーキなどで一時的にエネルギーを貯めておくだけで、エネルギー量は少ない。100%走行エネルギーと空調エネルギーを貯めとくBEVは、低温に弱い・ 重い・高い・航続距離が少ない・充電に時間がかかる。急速充電の場合は公共インフラにかかわるとか、急速充電場所には何台分のエネルギーを貯めておけばいいのか、そもそも可能なのか。BEVにはいろいろな課題があるのが世界各地でわかってきた。民間が運営する公共インフラであるSSの数は減っている昨今、適材適所で生活様式が合う人には、公共インフラを必ずしも必要としないなら、BEVがひとつの選択肢となる。つまり一戸建てでも集合住宅でも、時間がかかっても普通充電ができる人。

つづく