ichisansview’s blog

EVついての考えを記述します

xEVで行こう#43

日ブラジル 脱炭素協力 

 2024年5月の新聞で述べていた。ブラジルは25年COP30の開催国で、フレックス燃料車のHEVを25年からトヨタが生産するとある。フレックス燃料とはガソリンにエタノールを混合してE20〜E100と表す。エタノールはサトウキビから作るバイオエタノールである。E100とはエタノール100%の意味で、今のとこEU再生可能エネルギーから作られたe-fuelしか認めてないが、その定義ならフレックス燃料もE100のときカーボンニュートラルとみなせる。サトウキビは空気中のco2を定着するから、行って来いとなる。ブラジルは石油を輸入するお金がないからサトウキビからエタノールを作ったという記憶がある。エタノールのみならガソリンより航続距離が短い。でも電池以上である。日産の進めるダイレクトエタノール燃料電池はICEと比べ効率高いので期待できる。水素キャリアをアンモニアの他にアルコールとの動きもある。

 ちなみにインディカーはE85がレギュレーションだった。米国はとうもろこしからエタノールを作っている。どちらも食料とバッティングするので、人間の食べられない物にすべきである。2023シリーズよりシェルも出資するブラジルのライゼン社製造の100%再生可能燃料になった。第2世代エタノールといいサトウキビの搾りカスの廃棄物由来で食料とバッティングしないという。確かに化石燃料は使わないけどレースにはコストは関係ないので高くてもいい。

 xEVとはxにBとかFCとかPHとかHを入れる。  車への電気エネルギーの移動は新聞にも述べられていない。電気は車に貯めとくか(B.PH.H)その場で作るか(FC.PH.H)、PHとHは回生ブレーキなどで貯めておくエネルギーは少ない。100%走行エネルギーと空調エネルギーを貯めとくBEVは、低温に弱い・ 重い・高い・航続距離が少ない・充電に時間がかかる。まだ課題としてはあまり取り上げられてないが、急速充電の場合は公共インフラにかかわるとか、急速充電場所には何台分のエネルギーを貯めておけばいいのか、そもそも可能なのか。BEVにはいろいろな特性があるのが世界各地でわかってきた。収益減は人口減や燃費良くなったのか諸々の理由で民間が運営する公共インフラであるSSの数は減っている昨今、適材適所で生活様式が合う人には、公共インフラを必ずしも必要としないなら、BEVがひとつの選択肢となる。つまり自宅で寝ている間に時間がかかっても普通充電できる人。集合住宅も普通充電できるベンチャー企業の動きが報道であった。いいアイデアと思う。

つづく